理想的なコーヒーの保存方法と、古くなったコーヒーの使い方

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瓶に入ったコーヒー

coffee letterにようこそ。


食品には賞味期限がありますよね。

コーヒーにももちろんあります。

コーヒーの賞味期限は、全日本コーヒー協会という会によって決められています。


未開封のレギュラーコーヒーの賞味期限は、1年から2年という定めだそうです。

お家に一年以上、同じコーヒーあるなんてことはあまりないと思いますが、けっこう長い期間ですよね。

もちろん、封を開けたコーヒーは番外。

封を開けたら香りがとんでしまうので、早めに飲みたいところ。

さて、みなさんは、どんなふうにしてコーヒーを保存していますか?

専用の缶や、キャニスターに入れ換えてますか?
それとも、袋のまんま輪ゴムで止めてるてたりして。

保存場所はどこですか?

食器棚?
冷蔵庫か冷凍庫?


ここでは、理想的なコーヒーの保存方法と、古くなったコーヒーの使い道をシェアしていきたいと思います。

もくじ

デリケートなコーヒーたちの賞味期限 (インスタント・粉・豆)

コーヒー豆


コーヒー豆はとってもデリケートです。

見た目黒いし、固いから、そんなふうに見えないですよね (笑)

しかし、コーヒー豆は焙煎したり、挽いたりしているうちに短時間で酸化してしまうのです。

そのため、なるべく避けたいのは、

空気、湿気、光

当たり前に身の回りにあるものなので、

ええッ!そんなのムリ…と思っちゃいますよね。

しかし、おいしく味わうには、できるだけ酸化を防いであげるのがコーヒー豆のためなのです。

酸化を防ぎつつ、賞味期限内に飲んであげる…。

これがデリケートなコーヒーをおいしく飲むコツです。


こちらが、インスタント、粉、豆の各コーヒーのおおよその賞味期限です。

コーヒーの種類未開封の賞味期限開封後の賞味期限
インスタントコーヒー1~2年一カ月以内くらい
コーヒー(粉)1年2週間ほど
コーヒー(豆)1年一カ月以内

どの形態でも、封を開けたら早めに飲もう、という感じですね。

確かに、あのいい香りが飛んでしまっては、コーヒーの魅力が半減してしまいますものね。

☕ インスタントコーヒーはなぜガラス瓶に入っているの?

売られているインスタントコーヒー。
詰め替え用は袋に入って売られていますが、その他多くはガラス瓶で売られていますよね。

その理由は、見栄えいいということもあるのですが、コーヒー豆の色によって味わいが予測しやすいから、という意味があります。

購入者が、濃い色なら苦い、薄いなら苦さより酸味よりかな?と想像しながら選べるということです。

そしてやはり、密封容器のガラスを使うことで酸化や湿度の影響を極力抑えることが出来るので、保存方法としても適しているのです。

コーヒーの保存の基本は、酸化させないこと・温度管理を低めにすること

酸化させないこと

ガラス瓶など、密閉できる保存容器を使っても、その保存容器内に残っている酸素がコーヒーに悪影響を与えます。

当たり前ですが、酸素が多いほど酸化が進んでしまうからです。

そのためできるだけ、酸素が残らないような容器を選ぶことが大切。

おすすめは密閉保存容器

あの、フタがパコンと吸い付くように閉じるタイプの容器です。



光も酸化する一因になるので、缶のようなものの方がいいと思いますが、残量がわからないのがちょっと不安。

そんな理由で私は透明なキャニスターに挽いた粉を入れています。

そのかわり、なるべく酸化しないように、コーヒー豆を挽くときは2回ほどで飲み切る量にしています。

低い温度で保存する

コーヒーの粉を、高い温度で40日ほど保存した場合、酸化が大きく進んだそうですが、5度以下で保存していた場合は、ほとんど進まなかったという実験があります。

そのことからも、コーヒーの保存には低温が重要なのです。

お家の中で温度の低い場所といえば、もちろん冷蔵庫

ただ、冷蔵庫は他の食品の匂いが移る心配があるので、理想的なのは冷凍庫です。

冷凍庫はベストな場所ですが、ここで注意としたいことが!

冷凍庫から何度も出し入れしていると、外気に触れる機会が増え水滴ができ、豆が湿気る原因になります。

コーヒーの再冷凍もタブーです。気をつけましょう!


結果、理想的な保存方法は一回で使い切る量を小分けにして冷凍庫にインする方法

これがコーヒーのベストな保存方法になります。


焙煎したばかりのコーヒーは、数日常温で寝かせます。
熟成が進み味が整い、おいしくなる期間だからです。

☕ コーヒー豆を買ってみよう

焙煎した豆と比べて粉は、空気に触れる面積が広いので、豆よりも早いスピードで酸化してしまいます。

コーヒーを楽しみたいと思ったら、ミルを用意して豆を買う方法を選ぶのもいいと思います。

手動ミルは、値段もお手頃ですし、なにより豆を挽く楽しさを知ることができます。

ミルで挽いたコーヒーの香りに癒されること間違いなしです。

粉に挽いたコーヒー豆も、時間とともに古くなります。

飲むたびに豆を挽くのは面倒ですが、なるべく数日で飲み切れる量にしましょう。

できるだけおいしいコーヒーで、お家カフェを楽しみたいですよね。

古くなったコーヒーの使い道

賞味期限が過ぎたコーヒーは、油分などが劣化してカビがはえることもあります。

あまり古くなったものは、残念ですがポイしちゃいましょう。

古くなったコーヒーの使い道としては、脱臭剤・芳香剤としてです。

下駄箱やトイレのすみに、小さな容器に入れて置いておくといいですね。

しかし、芳香剤としての役目は、あまり長い期間は期待できません。


一方、コーヒー豆は、匂いを吸着してくれる構造をしているので、優秀な脱臭剤に変身します。

分かりやすい例としては炭です。
炭とコーヒー豆の構造が似ているので、同じような働きをしてくれるのですね。

コーヒー豆をガラスの器に盛って置いておくだけで、おしゃれな脱臭剤になるなんて、ちょっと贅沢ですね。

まとめ|コーヒーの理想的な保存法

コーヒーのおいしさのポイントは、豆の酸化を防ぐこと、ということがわかりました。

その大切な豆の鮮度をできるだけ長く保つために、保存方法や場所を工夫してあげたいですね

【理想的なコーヒーの保存方法】

*理想的な保存容器➔密閉できる保存器。

(移し替えるときも手早くします。コーヒーはデリケートだということを忘れに)


*理想的な保存場所➔低い温度で保存できるところ。

(冷蔵庫よりは冷凍庫で。ただし焙煎したばかりのコーヒーは数日常温で置いておくこと。熟成が進みおいしくなるからです)

ちょっとしたコツを知ると、コーヒーはもっとおいしくなります。

お家カフェがますます充実していくこと間違いなしですよ。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
またのご来店をお待ちしております。

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